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《THE JOURNAL》宣言


 その名も《THE JOURNAL》、「これがジャーナリズムだ!」という心意気で、インフォメーションの量の多さではなくインテリジェンスの質の高さを追求する、まったく新しいブログ・サイトを創設します。ネット上では、マスメディアの報道を借りて細切れにして並べただけのニュース・サイト、アマチュアが自由にニュースを論じる掲示板やSNS、市民記者や読者が参加する双方向性を活かした新聞、個々の記者や専門家による個人的発信など、様々な試みが展開されています。しかし、多数のプロフェッショナルなジャーナリストをはじめ各分野の知の達人たちが協働して1つの情報解放空間を共有し、「これでいいのか、日本!」と論じ合っていくクオリティ高いメディアは、まだどこにも存在していません。この国ではまだほとんど誰も踏み込んでいない独立不羈のブログ・ジャーナリズムの歴史が、ここから始まります。

危機感の共有


 私たちを突き動かしているのは、日本のマスメディアの今や瀕死状態と言って過言でない批判精神の衰弱に対する危機感です。


 もともと日本のメディアは、記者クラブ制度に象徴されるように、政府・権力に取り込まれやすい構造を持っていますが、近年その度合いはますます酷くなっていて、今年前半を振り返っただけでも、日銀総裁人事をめぐる野党叩きの嵐、ガソリン税値下げに先立って半月以上にもわたって続けられた「国民生活は大混乱」という脅迫的なキャンペーン、洞爺湖サミットでの「2050年CO2半減」で何事か合意が達成されたかに錯覚させる虚偽報道の洪水、福田内閣改造に対する大甘の評点の垂れ流しなど、大政翼賛会的な報道ぶりの横行には目を覆いたくなるものがあります。


 もちろん個々の新聞はじめマスメディアの記事や論説や番組には優れたものはあるし、それらを発信するために奮闘している記者やディレクターも数多くいることは言うまでもなく、そういう人たちはむしろ私たちとの協働の対象です。しかし、総体としてのマスメディアの報道は、ますます刹那的、短絡的、情動的に流れていて、そこに無知ゆえの誤解や意図的な歪曲だけでなく権力や権威による巧みな情報操作が紛れ込んでいても、多くの一般読者・視聴者には気付かれにくい状況が深刻化しています。たぶん戦前の日本も、このようにして国を挙げて自滅の道へと雪崩れ込んで行ったのではなかったでしょうか。

新しい文脈


 そこで《THE JOURNAL》は、まず第1に、《NewsSpiral(ニュースの渦巻き)》欄を中心に据えて、そこでは、日々生起する重大ニュースについてマスメディアの報道を徹底的に批判し検証することを基礎として、しかし単なる批判に終わるのでなく、私を含めここに集うプロフェッショナルたちそれぞれの世界観、時代観、問題意識に沿ってそのニュースを独自の新しい文脈の中で再構築し、その現象の実体と本質に迫っていきます。その記事を書くのは私であり、編集部であり、ある場合には同人であるプロたちであって、その捉え方が唯一絶対であるはずもありません。そこで、1つの記事に対して複数のプロがコメンテーターとして登場し、自分の見方を付け加えたり異論を唱えたりし、さらには読者もまたコメント欄を通じてその議論に参加することを通じて、この国の行く末についての一大議論の場を作り出していきます。


 《THE JOURNAL》は第2に、《Commons》というコーナーを設けて、著名なジャーナリストや情報プロフェッショナルがそれぞれの専門分野から各個に大胆な分析と意見を繰り出すブログのコモンズを形成します。コモンズとは「情報の共有地」の意味です。《NewsSpiral》との関係は、雑誌で言えばNewsSpiralが特集記事、Commonsがコラム、ということになります。


 《THE JOURNAL》は第3に、もはや日常的な情報収集の主力にさえなりつつある携帯コンテンツ・サービスや雑誌など印刷メディアとも連携しそれ向けにも一部コンテンツを提供してマルチメディア的な展開を図り、《THE JOURNAL》本サイトへの求心力を高めていきます。


 当面はこれらを中心に出発し、やがて態勢が整うにつれ、企画連載記事、時間をかけて取材した独自の調査発掘報道、私が33年間書き綴ってきた「インサイダー」誌の蓄積をベースにしたアーカイブ機能、動画によるネット上のテレビ局としての役割などを順次実現し、総合的なインテリジェンス・サイトとして充実させていく予定です。


 一言でいって《THE JOURNAL》は、21世紀の日本と世界について、新しい「読み方」を鋭角的に提示していくメディアです。もちろん読者の皆さんがそのすべてに賛成である必要もないしそんなことが可能であるはずもない。むしろここからたくさんの知的刺激を受け取って、皆さんご自身が自分なりに世の中の捉え方を深めていく一助にして頂くことを願うものです。

サポーター募集


 《THE JOURNAL》は、基本的に各種のWeb広告によって運営を支えていきます。詳細は別途に定めているように、大小の広告スペースを買い切って自由に活用して頂く形から、私たちの活動へのほとんど精神的支援のような意味合いで「サポーター企業一覧」に社名とリンク先を載せさせて頂く形まで、いくつか用意されています。いずれの場合も、《THE JOURNAL》との間で相互リンクを張るなど、この結びつきを企業のイメージアップに活用することが出来ます。日本の先行きを憂え《THE JOURNAL》の趣旨にご賛同頂ける皆さんがサポーター企業としてこのブログ・ジャーナリズムの実験にご参加頂くようお願いします。ただし、滅多にあることではないとは思いますが、広告を出して頂いている広告主やその関連業界などが本サイトの記事による批判の対象となり得ることは、これが自由な独立したメディアである以上当然のことだとご理解下さい。その場合、広告を引き上げて頂くのはご自由ですが、それよりも、本サイトは広告主に限らず記事上で批判の対象となるすべての個人・企業・団体に本サイト上で反論を述べることの出来る「反論権」を保証していますので、出来ればそれを活用した対応をして頂くよう予めお願いしておきます。

読者の参加


 読者の皆さんは、このサイトに自由にアクセスして記事を閲覧することができるだけでなく、それぞれの記事や編集部、著者に対して感想や意見や質問をぶつけたり、あるいは自分の地域や専門分野で「今こんなことが起きている」といった身近な情報を提供したりして、このサイトに参加することができます。その際、《THE JOURNAL》ヘのコメント投稿は「原則として本名」で行ってください。また、例え本名であったとしても、ターゲットとなる記事との関連性があまりにも薄いものは、編集部の判断で一部または全文削除いたします。これは、理由のない安易な偽名・匿名の乱用は、私たちと読者が本当の意味で責任ある議論の場を育てていくことにマイナスであるとの私自身の信念に基づく措置ですので、ご了解下さい。また、今後のコミュニティの状況によっては、投稿基準が変更(システム制御)になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。(その際は告知いたします)


 たくさんの心あるジャーナリスト、サポーター、読者の皆さんが《THE JOURNAL》を支援し、その発展に積極的に参加して頂くよう呼びかけるものです。▲
 
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