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2009年8月 4日

政党マニフェストに見るスポーツ政策──「日本のスポーツ政策」は、まだ生み出されていない

 日本のスポーツや日本人アスリートの登場するスポーツは、連日多くの時間をかけてテレビで放送され、新聞でも政治面や経済面や社会面と同程度の紙面が割かれて報じられている。が、解散総選挙の現在、メディアが各政党のスポーツ政策を分析し、報じることは、まったくない。
 それどころか、前の国会に提出されていた「スポーツ基本法」の審議が解散のためにストップし、審議未了で廃案になったことは新聞が小さく報じただけで、テレビではまったく取りあげられなかった。

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2009年3月26日

WBC連覇のあとの日本野球のために

 日本代表チームのWBC連覇は実に見事だった。なにしろ、韓国に3勝、キューバに2勝、アメリカに1勝と、世界の強豪を熱戦の末に次つぎと倒しての勝利で、選手全員の実力と気力は大いに称賛されるべきだろう。

 もっとも、決勝まで勝ちあがったのがアジアの2チームだった(メジャーリーガーを多数擁する優勝候補のアメリカやベネズエラやプエルトリコが敗退した)のは、明らかにWBCに対する選手の意識の違いというほかない。

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2009年3月 5日

WBCの罠――第一回大会優勝は「真珠湾奇襲成功」のようなもの?

 「WBC狂騒曲」とでもいえばいいのか、テレビも新聞も、あらゆるメディアがWBCに大騒ぎ。三年前の第一回大会は、はっきりいってシラケていた。

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2009年2月11日

ベネズエラで起きている「大事件」

 いま、ベネズエラが注目されている。といっても、反米で名を馳せたチャベス政権の話題ではない。中国へ大量輸出している石油のことでもなければ、アメリカ大リーグで活躍している野球選手の話でもない。

 いま、ベネズエラで世界から注目されている話題は、クラシック音楽である。

 いまから約30年前の1975年、経済学者で作曲家で国会議員や文化大臣を務めたこともあるホセ・アントニオ・アブレウ博士という人物が、子供たちを貧困と麻薬と犯罪から救うための音楽教育を提唱し、『国立ベネズエラ青少年児童交響楽団システム財団』通称『エル・システマ』を創設した。

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2009年2月 5日

朝青龍は「カタヤブリの横綱」でなく相撲を「カタナシ」にしかねない危険児である

初場所で復活した横綱朝青龍が、優勝決定戦のあとに見せたガッツポーズで、またまた「品格論争」が巻き起こった。が、不思議なことに、ガッツポーズが何故いけないのか(品格を傷つけるのか)ということについては誰も語らない。

そのため「思わず出た行為だからいいじゃないか」などという個人的感想までが意見としてまかり通る。その程度の「論争」では相撲界の未来が心配になる。

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2008年9月13日

日本にスポーツジャーナリズムは存在するのか?

「政治のことなら自民党でも民主党でも、いくらでも批判できるのですけど、スポーツのことは話しにくいですね」

 テレビやラジオに一緒に出演したタレントの方から、何度かそんな言葉を聞かされたことがある。
 たしかに、そのとおりだろう。夏の高校野球の主催者は朝日新聞社であり、センバツは毎日新聞社。プロ野球のジャイアンツの親会社は読売新聞社で、それぞれのグループ企業であるテレビ局やラジオ局では、高校野球やジャイアンツの批判は、たしかに口にしにくい。

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2007年9月26日

観れば必ずオモシロイ!

世界規模で広がっている電動車椅子サッカー(パワーチェアーフットボール)。
その第1回世界大会が、10月8日(月・祝)~13日(土)の期間に東京で開催されます。
まもなく始まる大会を前に、玉木氏が魅了された電動車椅子サッカーの魅力を語ってもらった。

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Q:第1回電動車椅子サッカーW杯(正式名称:FIPFA ワールドカップ 2007)が10月8日(月・祝)~13日(土)、東京都江東区の「BumB 東京スポーツ文化館」で開催されます。玉木さんも今回の大会にご協力していますが、玉木さんが魅了された電動車椅子サッカーの“魅力”とは何でしょうか?

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2007年9月 7日

「朝青龍問題」再考

玉木氏のオフィシャルHPに掲載された「タマキの蔵出しコラム」から、8月31日付毎日新聞朝刊連載コラム『金曜カフェ』で朝青龍問題について書かれたコラムを《ざ・こもんず》に転載します。 (《ざ・こもんず》運営事務局)
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 精神的に幼い横綱は今後どうなるのか。それは朝青龍ファンにとっては重大事だろうが(小生は、ダダをこねつづける横綱のことなんかどうでもイイという気持ちが強く)、相撲ファンにとっては、さらに大きな心配事がある。

 それは、今回の騒動に右往左往するばかりで、当事者として問題処理能力に欠ける醜態を晒してしまった親方および相撲協会のことだ。

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2007年9月 3日

世界陸上への疑問点

この原稿は、玉木塾塾生の倉和行が書いたものです。

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 8月25日から9月2日まで9日間にわたり、大阪を舞台に開催された今年最大の国際的スポーツイベント「世界陸上」が幕を閉じた。
 オリンピック、FIFAワールドカップと並ぶ「スポーツ3大大会」と称される大会の自国開催とはいえ、事前の注目度は今ひとつ。会場も空席が目立ったうえ、日本選手が次々と敗退。TBSが連日派手に煽ったことにくわえて、4X100mリレーや女子マラソンでの健闘もあり、少しは盛り上がりを見せたようにも思える。が、50㎞競歩で審判員がありえないような重大な判定ミスを犯すなど、最後まで「何のために」「誰のために」日本で、大阪で開催されたのか、よくわからない中途半端な大会に終わってしまった。

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2007年8月29日

第1回電動車椅子サッカーW杯 日本開催決定! ──10.8(月・祝)~10.13(土)

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写真:岡田武史さん(元サッカー日本代表監督)

世界規模で広がっている電動車椅子サッカー(パワーチェアーフットボール)。
その第1回世界大会が、10月8日(月・祝)~13日(土)、東京都江東区の「BumB 東京スポーツ文化館」で開催されます!

先月行われたW杯(正式名称:FIPFA ワールドカップ 2007)記者会見には元サッカー日本代表監督の岡田武史さんも訪れ、電動車椅子サッカーの魅力について熱いメッセージを送りました。玉木さんをはじめ、なぜ多くの人が電動車椅子サッカーに魅せられるのでしょうか?ぜひ、岡田武史さんのメッセージをご覧下さい。

みなさん、10月8日~13日は電動車椅子サッカー日本代表を応援しましょう!

(《ざ・こもんず》運営事務局)

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Profile

玉木正之(たまき・まさゆき)

-----<経歴>-----

1952年、京都府京都市生まれ。
東京大学教養学部中退。
大学在学中からフリーライター、雑誌記者として活動を開始。
その後スポーツライター、音楽評論家、放送作家、小説家として多方面に活動を展開。
来年(2007年)にはオペラ演出家としてもデビュー予定。
現在は『スポーツ・ヤァ!』(角川書店)を中心に執筆。
同誌と協力して『スポーツライター養成・実践塾』を開講。
2003年11月から自身のホームページ『Camerata di Tamaki』(www.tamakimasayuki.com)を開設。
国士舘大学大学院スポーツシステム研究科客員教授も務める。

BookMarks

オフィシャル・ウェブサイト
http://www.tamakimasa
yuki.com/


-----<著書>-----


『スポーツ解体新書』
2003年1月、日本放送出版協会


『スポーツとは何か』
1999年8月、講談社


『オペラ道場入門』
2000年5月、小学館

『京都祇園遁走曲』
1994年9月、文藝春秋

-----<訳書>-----


『日本式サッカー革命』
2004年7月、集英社インターナショナル

『和をもって日本となす』
1990年4月、角川書店

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