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2011年4月16日

男子ツアー開幕・女子ツアー再スタート

震災から1カ月が過ぎました。
この1カ月が早いのか遅いのか?人によって様々だと思います。
あまりの悲惨さに言葉を失い、避難生活を余儀なくされている方がたを思う時、励ます言葉より悲しい気持ちが先にたってしまう。

今は日本人全員が覚悟を決め行動し続けることだと。
また、日本という国は原発という病巣をいくつも抱えながら温存療法をしていたんだと改めて気付かされた。

湿っぽい話になってしまったが、気持ちと行動は前を向いて動いている人が多いことが復興の現実味を抱かせてくれる。
微力ながら「今できること」「将来にわたりできること」を継続する。

国内ではマスターズ帰りの石川遼君が開幕戦に臨んでいる。
遼君のお父さんが「遼には15本目のクラブが足りない」という趣旨のコメントをしたと聞いた。あの親子ならやってくれるかもしれない、そう感じた。

松山君のマスターズでの活躍は賞賛に値する(彼の動きの素晴らしいところは2枚腰であること。これはジャイアンツの阿部慎之介と同じだ。)、しかし多くのものを背負って戦った遼君の奮闘もまた彼の成長と意識の高さを見せてくれた。

開幕戦のアプローチの映像をTVで見たが新しいものになっていた。
彼の言っていた「ゴルフを通じて皆さんとつながっている」きっと多くのスポーツ選手も同じ気持ちだと思う。

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2010年12月11日

2010年日本ゴルフ界を振り返って

 
今年は男女共に賞金ランクトップが韓国勢とい結果で幕を閉じたプロゴルフ界。
それは偶然か?それとも必然なのか?

アメリカの女子ツアーを見ても朴セリの出現以降、韓国勢の勢いは年々増す傾向が
続いていた。そして今年に関してはツアー数の減少からヨーロッパや日本に参戦する
ことはわかっていたが賞金女王をあっさりとられたのはいただけない。

ここ数年毎年変わる賞金女王、不動選手以降は連続が無いのがブームとはいえ気がかりなところ。
宮里藍がアメリカを主戦場とするならば、その筆頭はやはり横峯さくらであろう。
日本勢の来年の巻き返しを期待したい。

そして男子というと遼君の登場以降勢力図や世代交代は確かに進んでいると思う。
しかし遼君や池田選手レベルがあと数人出てこないと、国内での競争力の向上と世界レベルへの
意識は高まらないのではないか、と感じている。

賞金王のキム・キョンテは飛距離こそ物足りないが、ショートゲームの精度、いや安定感は群を抜いている。
今の彼の飛距離でアメリカツアーはきついことを考えれば、これから数年は日本で自力を蓄えるという
ところだろう。

そろそろ日本人プロも飛ばすことから考えを変えていかないと世界との差は広がるばかりと危惧しかねるところ。

では何が韓国選手と違うのか?を考えた時に大きく2つあった。
まず1つはグリーンからゲームを組み立てるのか?ティーグランドから考えるのか?の違い。
つまりスコア重視のショートゲームなのか?見た目華やかなショット(特にドライバーの飛距離)なのか?

2つ目は日本選手は自身のスイングをちょいちょい変えるのに対し、韓国勢(欧米のプロも)は自分のスタイルをいかに確立するか、という点を重視しているように思える。

過去に世界で活躍した日本人プロはショットではなく、ショートゲーム巧者であることを忘れてはならない。
国内だけでなく世界を視野に入れた時、最初の指導の仕方が大きく海外と違うのではないかと常々感じる。


選手だけではなくまず指導者の質を上げる取り組みが必要だと思うのだが・・・。

 
石渡

2010年11月16日

遼君今期3勝目

太平洋マスターズ最終日もスコアを伸ばし今季3勝目を挙げた。

おめでとう。

ここまでパッティングの波があり、なかなか調子に乗れなかった中での勝利。しかも彼自身好きなコースということもあり、様々な手ごたえと共に収穫があったに違いない。今回の勝利には先々週にタイガーとテレビマッチをする中でつかんだヒントが大きく作用しているようだ。

オープンフェースでテークバックする方法を取り入れた時期もあったが、今回は左足に体重をかけたスイング(インパクト)を試し手応えをつかみつつあるとのこと。このあたり実際に話を聞いてみないと詳しく言えないが、どのタイミングでどの程度左体重なのか?

またタイガーが取り入れているその方法は、左ひざの怪我と関係あるのではないか?と思えることである。実は腰や膝など下半身に不安要素のある場合、体重移動を大きくすると不安個所への負担が増すことと、ショットのばらつきが出やすくなる。

そのためインパクト重視の左体重にすることがあるのだが、今回遼君が取り入れている意図は何なのかなぁ?と知りたくなる。きっと彼のこと「タイガーがやっているから」などの浅いものではないはずだ。

残りの3戦も注目して観てみたい。

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2010年8月 2日

ゴルフ&ピラティス

7月下旬に都内のシミュレーションゴルフで、ピラティスのゴルファーへの可能性を探すべくワークショップを行った。

実は以前からトレーナーの知識のみでは、ゴルファーのニーズに応えられていない現状(実例として、
3年間でベンチプレスを20キロから60キロまで上げられるようになったのに飛距離が変わらないという女子プロを、体の使い方の指導により1年で20ヤードアップに成功)を何とかしたいと思っていたので待ったました!という感じでした。

きっかけは同郷の府川聡子さんというピラティスの魅力を多くの方へ伝えている先生と出会ったこと。
体の動きへの理解と実践は話を聞くごとに感心したものの、ゴルフスイングの動作にはあまり適合できていないと感じたので是非取り入れたらと事が進みました。

内容は書けませんが新しいジャンルが生まれるのをゴルファーの皆さんは楽しみにしていてください。
ピラティスの主題であるコアの安定とゴルフの〇〇な動きの融合。
ワークショップに参加してくれた皆さんも、ゴルファーのお客さんに早速実践してくれていることでしょう。
 
石渡

遼君のクロスハンドにちょっと嫌な予感

サンクロレラで見せた遼君のクロスハンド。
パッティングのフィーリングがよほど良くなかったのか?
ちょっと興味を持って見ていた。
 
以前女子のシード選手を見ている時に「最近パターでラインに上手く構えられないというか、ボール4分の1づつ外れるんです」
と言う。これは技術ではなく骨格のアライメント(直訳すると配列を意味するが、解剖学的には機能的な位置関係を意味する)
がずれているケースが多い。彼女の場合は骨盤が左前に捻じれるため(この場合肩はスクエアでも腰はターゲットの右を向く)、
肩のラインでアドレスを合わせてもストロークを始めると腰のラインに対して動くためラインがずれるのである。
 
しかし遼君の場合はそうではない!
素振り・ショット・アドレスに腰背部の緊張が見られ、その影響によりパッティングのストローク中に以前のような"たわみ"が見られなくなっていると感じた。
この腰背部のハリは表面のアウターマッスルよりも深層筋に強く出ているように思われる。
こうなると体の連動性が損なわれ初期はショートストロークでのタッチから始まり、放っておくとトップオブポジションや切り返し動作へと誤差は広がり、やがて痛みがでるという結果になる。
春先からアメリカ・日本・ヨーロッパと休みなしでの移動による疲労がサイレントキラーとして彼の体に蓄積されていなければいいのだが・・・。

いくら10代とはいえ疲労はあるもの。
ここは秋の陣に備え調整してもらいたいものである。

2010年4月14日

今年のマスターズ

 
何かと話題の多い2010マスターズが幕を閉じた。
サンデーバックナインを制したミケルソンが見事3度目のグリーンジャケットを手中にした。
それにしてもミケルソンの見せた、最終日13番のセカンドは画面を見ていても鳥肌の立つショットであった。
いずれ遼君もそんなショットをあの舞台で見せてくれることを願っている。

 
さて今回話題の多かったタイガーだが、初日のスイングで「おや!?」と思うところがあったので紹介したい。
クラブの動きはブッチ・ハーモン(現ミケルソンコーチ)からH・ヘイニーに代わりフラットな動きに変化した。
バックスイングの初動作で見られた極端なオープンフェースは改善されていたが、勝負ところでのロングショットに精度を欠いていたところをみると、まだ改善途中ということか?
しかしもっと気になったのが"右足"の使い方である。
以前のタイガーは右足を「エンジン」として使っていたが、今回の右足は"おとなしい"動きになっていた。

この"おとなしい"動きだが、決してそのように使っていたというものではなく、反応していないというか機能していない感を受けた。考えられることはいくつかあるが、私の印象はトレーニングの「走る」部分が明らかに少なくなっているな?
ということだ。この数カ月の間に彼の環境が変化したことが大きいと思うが、右足首の動きはロングショットの"肝"となる部分だけに、ドライバーの押さえにいったショットがぶれていたのは当然と言えば当然ともいえる。

しかしアイアンに関してはアプローチ感覚で打てる強みでカバーできていたようだ。
本当のタイガーゴルフ復活のカギはフットワーク、いや右足首の動きにあるのかもしれない。

2010年3月 1日

宮里藍選手おめでとう!

LPGAツアー開幕戦に続き2連勝を成し遂げた藍ちゃん。
なんと44年ぶり5人目の快挙という最高のスタートをきった。
最終日のバック9を途中から見たが、ショットもそうだがショートゲームの安定感に、他の選手を圧倒するものがあった。

これはコースマネジメントもそうだが、自身のメンタルをコントロールする術をかなり身につけた感がある。同じ組で回った上田選手も昨年のプレー中に見せる顔つきとは明らかに違った。


今年の彼女も期待できるのではないか。後は右サイドのピンに対する攻め方
と、グリーンに柔らかく置くショットができるとツアー初優勝も見えてくると思う。

思えばここ2年ほど、スイングの改造を試み自分のスタイルを見失いかけた苦悩の時期があったが、その時があったからこそ改めて自分のスタイルを確信あるものに作りあげつつあるように思う。
がんばれ藍ちゃん!がんばれ大和撫子達!

2010年2月18日

アンバランスを保つ!?

ゴルファーにとってのコンディショニングとはなんだろう?うちのレッスンでは「○○さん今日はバックスイングで体が回っていませんね。ではトレーナーに動きを変えてもらいましょう」、するとトレーナーは動きを妨げている部分へのアプローチをし"動きやすさ"を改善してから再びスイング指導に入るという具合。

しかし難しいのは、可動域を広げすぎてもスイングバランスを崩すという点である。
経験の浅いトレーナーは「柔軟性はあったに越したことはない」「左右のバランスは整っていた方がいい」と、ある種の固定概念でとりかかる。しかし、さっきよりも当たらない・スイングバランスが崩れるなどの結果になってしまうケースが多いようである。
これが「ゴルフのプレー前にはマッサージなどは受けない方がいい」という言葉が多く聞かれる理由でもある。

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2010年2月 1日

言語力

NHKの番組「追跡!AtoZ」で興味ある内容を検証していた。
テーマは"日本の言語力"についてである。
企業の中で文章が書けない、考えを相手に伝えられない若手社員が急増しているというくだりから始まった。なるほど・・・

次にサッカー日本代表がワールドカップ予選敗退の報告書の1部が紹介され、選手間で意思の伝達がうまくできず戦略が統一できなかった、という内容が記載されていた。
日本には"あうんの呼吸"という言葉があるが、日本を取り巻く環境がこれだけグローバル化された今、自分の考えや思いを「わかってくれるだろう」で済ますのは甘えでしかないという意見や、オシム氏(サッカー元日本代表監督)は「日本人は自分の考えを口にすることを恐れている」と語っていたのが印象に残った。

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2010年1月 6日

2010年ゴルフ界は!?

新年明けましておめでとうございます。
今年もJGTOそしてJLPGAともに若い力が牽引してくれそうな感じがします。

その中でベテラン勢がどう味を出して、ツアーを盛り上げてくれるのか?楽しみですね~。

海外に目を向けるとPGAではタイガー復帰はいつになるのか?

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Profile

石渡俊彦(いしわた・としひこ)

-----<経歴>-----

プロゴルファー&フィジカルトレーナー。
スポーツコンディショニング研究所代表。
1965年千葉県生まれ。
高校時代、野球で甲子園をめざすも肩の故障で断念。
地元のゴルフ練習場で働きながらプロをめざし、その練習場で知り合った中嶋常幸プロの門下生に。
95年、30歳でプロテストに合格したが、3年後に背中を痛めツァープロの道を断たれる。
しかしその体験を元に専門学校に通って整体、運動医療を学び、スイングのことも体のことも分かるフィジカル・トレーナーとして独自の世界を拓く。
中嶋や服部道子のコーチとして復活・優勝を助けたことが高く評価され、04年「レッスン・オブ・ザ・イヤー」を受賞。
現在ヴィクトリアゴルフ五反田店、青山店、世田谷店において「けんこう寺子屋ゴルフスクール」を主宰。
また05年10月に千葉駅前に「Golf Studio "f"」を開設した。

BookMarks

石渡俊彦のスポーツコンディショニング研究所
http://www.sc-labo.com/

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